The Now - Ray Collins from Ray Collins on Vimeo.
オーストラリアの写真家、レイ・コリンズさんが写す波はまるで別世界の波のようだ。
彼の写真の中で、波は山になり、荒れ狂い、そして華麗に振舞う。コリンズさんは、自分が撮った波の写真を「気まぐれな海景」と呼ぶ。
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「撮影した光や水、波の動きを、色々な人に見てもらいたいと思っているんだ」とコリンズさんはハフポストUS版に語る。「アーティストは、常に自分の作品を見直すことで成長するものだからね」
コリンズさんが初めてカメラを買ったのは、ほんの8年前のことだという。炭鉱で働いている彼は、ある日仕事中に膝を怪我し、その後に写真を撮るようになったそうだ。
「人生の中で、写真を撮っている時間よりも地下の炭鉱で働いている時間のほうがずっと長いよ。でも、自分の記憶にある一番古い風景は海にいる景色なんだ。だから自分の人生に最初に影響を与えた場所に戻ったと言えるかもしれない」。そしてこう続ける。「崩れ掛かった炭坑のトンネルで、12時間岩を砕き続けた後に海に出ていくのは、何よりも気持ちのいいことだよ。完璧な自由を味わえる」
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写真集『Found At Sea』第2版の刊行に合わせて公開された冒頭の動画では、コリンズさんが炭坑で働いたあと、海に出て波の姿を撮影する様子が紹介されている。また、彼は自分が色覚異常であることも語っている。
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この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。
[日本語版:梅田智世/ガリレオ]
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