[ワシントン 13日 ロイター] - 米上院の与野党は13日、環太平洋経済連携協定(TPP)妥結に不可欠とされる大統領貿易促進権限(TPA、通称ファストトラック)法案の審議開始に必要な動議の採決を14日に行うことで合意した。
上院では12日に同じ動議の採決が行われたが、ほとんどの民主党議員が反対し否決された。
与野党は、労働者支援プログラムに関する条項を盛り込んだ法案で動議の採決を行うという妥協案で合意。また、為替操作規制を盛り込んだ関税法案など、他の2つの法案は別に扱うことでも合意した。
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14日に動議が可決されれば、TPA法案は来週から上院本会議で審議が始まる見通し。
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