FC東京は5月30日、サッカー日本代表FWの武藤嘉紀(22)が、ドイツ1部マインツへ完全移籍すると発表した。この日、味の素スタジアムで行われた柏レイソル戦で決勝点を決めた武藤は、ヒーローインタビューで「FC東京のために、ファーストステージを最後まで全力を尽くして、全勝でいきたいと思います」と述べた。
武藤には、これまでにイングランド・プレミアリーグの名門チェルシーをはじめザルツブルク(オーストリア)など多くの欧州クラブが獲得に名乗りを上げた。一方で武藤自身は、2018年ワールドカップ・ロシア大会を見据えて、試合に出場できるクラブを最優先し、ドイツでのプレーを希望していたという。
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なお、クラブチームを通じてのコメントは以下のとおり。
「今回このようなチャンスをいただけたのは、チームメイト、クラブ関係者、指導者の方々をはじめ、これまで武藤嘉紀に関わって下さったたくさんの方々、そしていつでも側にいて勇気を与えて下さり、応援して下さったファン・サポーターの方々のおかげです。本当に、本当に、感謝の気持ちで一杯です。
自分の中で決断するまでには、いろいろな葛藤や迷いもありました。たくさんの方にご迷惑やご心配もお掛けしてしまいました。ただ、決断したからには、たくさんの方々に恩返しできるように、自分ができることを精一杯やりたいと思います。いまは自分が育ってきた、愛するFC東京のために、次の試合でいいプレーをすること、ゴールを決めること、チームが勝つことだけを考えます。
ファン・サポーターのみなさまに、プレーを通して感謝の気持ちが伝えられるように、全身全霊で頑張ります。ぜひFC東京へ、武藤嘉紀へ、これまで以上に熱いご声援をよろしくお願いします」
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