阿川弘之さん死去 作家、「きかんしゃやえもん」や海軍提督3部作

作家で文化勲章受章者の阿川弘之さんが8月3日、老衰で死去した。94歳。

作家で文化勲章受章者の阿川弘之さんが8月3日、老衰で死去した。94歳。朝日新聞デジタルなどが伝えた。

広島市出身。旧制広島高校を経て、東京帝国大学国文科を繰り上げ卒業し、海軍予備学生となった。海軍中尉として中国大陸に渡り、1946年に復員した。志賀直哉に師事して小説を書くようになり、海軍予備学生の青春を描いた自伝的小説「春の城」で1952年に読売文学賞を受賞した。

「山本五十六」「米内光政」「井上成美」の海軍提督3部作などのほか、古びた蒸気機関車が主人公の児童文学「きかんしゃやえもん」がロングセラーになるなど、多数の著作がある。

1979年に日本芸術院会員となり、1999年に文化勲章を受章した。

法学者で慶応大学教授の阿川尚之さんは長男、エッセイストの阿川佐和子さんは長女。

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