日本が誇る怪獣映画「ゴジラ」。東宝が12年ぶりに製作する新作について9月23日、タイトルは「シン・ゴジラ」、ヒロインは石原さとみが演じると発表された。石原は、ゴジラ出演のオファーを受けた際に「よっしゃーーーっと家で叫びました」と明かした。
「シン・ゴジラ」は、脚本・総監督を「新世紀エヴァンゲリオン」の庵野秀明氏。監督・特技監督を「進撃の巨人」の樋口真嗣氏が務める。ゴジラが襲撃する現代日本の「政府関係者」の役は、長谷川博己と、竹野内豊。さらに、アメリカ政府のエージェント役には、石原さとみが決定したという。日本のテレビ・映画で人気がある俳優がそろい踏み。
タイトルの「シン・ゴジラ」は、庵野総監督が命名した。「新しいゴジラであり、真のゴジラであり、神のようなゴジラ」と山内章弘エグゼクティブ・プロデューサーは説明している。
ゴジラの体長は、これまで最大とされる2014年のハリウッド版「GODZILLA」(ギャレス・エドワーズ監督)の108メートルをはるかに上回る過去最大のスケールとなる見込み。製作は、8月からすでに始まっており、10月いっぱいまで撮影。2016年夏に公開予定だ。
「シン・ゴジラ」のロゴ
■キャスト陣のコメント
長谷川博己「世界的に有名な、と言っても過言ではないゴジラ作品に、まさか自分が出演させていただけるとは。空想特撮エンタテインメントであり、大きな危機に直面した時の日本のあり方を問う社会的な側面を持った作品でもあります。ヒットメーカーである庵野総監督、樋口監督のもと、しっかりと自分の役割を務めたいと思います。どうぞお楽しみに」
竹野内豊「61年前に制作された初の第1作目から長い時を経て、29作目に当たる本作は、数々のゴジラシリーズの中でも最強の仕上がりとなり、多くのファンのみならず、世界の観客の心に、そして社会に、深いメッセージを与える作品になると思います。是非ご期待ください!」
石原さとみ「ゴジラのオファーがきた時、よっしゃーーーっと家で叫びました。しかし台本を読み愕然としました。庵野総監督、樋口監督にダメ出しされるなかで、悔しくて涙を流してしまうぐらい、今難しい役と向き合っています。プレッシャーで胃が痛い毎日ですがゴジラにヒロインとして出演させていただける事に責任と幸せを感じて撮影に取り組んでいきたいと思います」
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