世界各国の空港情報を提供するウェブサイト「ザ・ガイド・トゥー・スリーピング・イン・エアポーツ」は10月17日に2015年の「世界のワースト空港ランキング」を発表、1位にはナイジェリアのポートハーコート国際空港が選ばれた。
ポートハーコート空港は、不親切な職員や汚職の疑い、深刻な座席不足、エアコンの故障などが指摘された。テントを張っただけの到着ロビーにも不満の声が上がった。ワースト2位はサウジアラビアのジッダにあるキング・アブドルゥアジーズ国際空港。イスラム教の聖地メッカへの巡礼者が多く利用する空港だ。
先進国の空港からは唯一、フランスのパリ・ボーベ・ティレ空港がワースト10に入った。衛生基準の低さなどが指摘された。
ランキングは各空港施設の「快適さ」「便利さ」「清潔さ」「顧客サービス」についてサイト利用者に評価を尋ね、約2万6千人からの回答に基づいて作成された。
ワースト空港のランキングは次の通り。
1. ナイジェリア ポートハーコート国際空港
2. サウジアラビア・ジッダ キング・アブドルゥアジーズ国際空港
I'm at Hajj Terminal (صالة الحجاج) - @newjedairport in Jeddah, Makkah Province https://t.co/i1fh0u1jJNpic.twitter.com/Bj45Eh7UIK
— Kалой Ахильгов (@akaloy) 2015, 9月 17
3. ネパール カトマンズ 国際空港
4. ウズベキスタン タシュケント国際空港
5. ベネズエラ・カラカス シモン・ボリバル国際空港
6. ハイチ・ポルトープランス トゥーサン・ルーべチュール国際空港
7. アフガニスタン・カブール ハミド・カルザイ国際空港
8. ベトナム・ホーチミン タンソンニャット国際空港
9. パキスタン・イスラマバード ベナジル・ブット国際空港
10. フランス パリ・ボーベ・ティレ国際空港
一方でベスト10の顔ぶれは2014年までとほぼ変わらず、シンガポールのチャンギ国際空港が20年連続でトップとなっている。羽田空港は3位だった。
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