この空港の税関を最初に通過した観光客の1人、シンガポールの写真家 アラム・パン氏は、北朝鮮の生活を写真に収めるプロジェクト「DPRK360」に取り組むため、特別観光団の一員として到着した。
自身のウェブサイトでパン氏は、DPRK 360の目的について「北朝鮮を理解し、この国の謎を解き明かすことだ」と述べている。
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新空港は北朝鮮の東海岸の都市ウォンサンの沿岸にある。11月に地方路線を受け入れ、その後すぐ国際線も運行する計画だ。1日当たりに予想される乗客数はわずか2000人。ニューヨークのジョン・F・ケネディ国際空港の2014年の乗客数は、1日当たり約14万6000人だったので、比較すると利用客の少なさがよくわかる。
北朝鮮・ウォンサン
しかしパン氏は、他の小規模な空港に比べてカルマ新国際空港がとても現代的であることに感銘を受けたと話す。「感動しました。とても良く造られた空港です。見ていただければわかります」
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百聞は一見にしかず。さっそくパン氏が撮影した写真を見てみよう。
「斬新さがとても気に入りました」
Aram Pan/DPRK 360
広々とした手荷物受取所が観光客を迎える
Aram Pan/DPRK 360
壁のタイルやガラスパネル、LED照明などの一つ一つが、空港を現代的に見せている
Aram Pan/DPRK 360
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Aram Pan/DPRK 360
航空サービスリサーチ会社・スカイトラックスの評価が、常に世界で最低レベルの高麗航空はこの空港を拠点にする予定だ
Aram Pan/DPRK 360
パン氏が乗った高麗航空の客室乗務員
Aram Pan/DPRK 360
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ガラス張りのエレベーターが旅行客を上の階へと導く...
Aram Pan/DPRK 360
...そして外へ。ようやく到着。
Aram Pan/DPRK 360
北朝鮮の空港を訪れたい場合は、北朝鮮主催のツアーに参加すればいい。正式な手段で予約さえすれば、北朝鮮はあなたを観光客として迎えてくれるだろう。
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この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。
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