羽生結弦、気迫の巻き返しで2位 「自分を信じていた」【画像・動画】

「私は私自身を、自分の体を信じていた」
LETHBRIDGE, AB - OCTOBER 31: Yuzuru Hanyu of Japan acknowledges the crows after finishing the Men Free Skate on day two of Skate Canada International ISU Grand Prix of Figure Skating, October, 31, 2015 at ENMAX Centre in Lethbridge, Alberta, Canada. (Photo by Rich Lam - ISU/ISU via Getty Images)
LETHBRIDGE, AB - OCTOBER 31: Yuzuru Hanyu of Japan acknowledges the crows after finishing the Men Free Skate on day two of Skate Canada International ISU Grand Prix of Figure Skating, October, 31, 2015 at ENMAX Centre in Lethbridge, Alberta, Canada. (Photo by Rich Lam - ISU/ISU via Getty Images)
Rich Lam - ISU via Getty Images

フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦のスケートカナダ最終日は10月31日、カナダ・レスブリッジで行われ、男子はショートプログラム(SP)で6位と出遅れた羽生結弦(20)がフリーで186.29をマークし、合計259.54点で2位となった。優勝はカナダのパトリック・チャン。

羽生は30日のSPで違反が重なり、2つのジャンプが0点。基礎点だけで合わせて約20点が見込めていたただけに、悔しい結果となっていた。

31日のフリーでは、冒頭の4回転ジャンプ2つを立て続けに成功。後半のジャンプでは手をつく場面も見られたが、完成度の高い演技を見せた。

演技の後、羽生は記者会見で「ショートプログラムでは点が稼げなかった。それがルールだったし」と英語でコメント。しかし羽生は「フリーでは全てうまくやれると思った。6分練習ではよくなかったけど、私は私自身を、自分の体を信じていた」などと話した。

そして、途中で日本語に切り替え、「ショートのときは、とにかくできるんだ、大丈夫だと思っていた。今日の自分の感覚とはちょっと違って、すごく落ち着いていた。だけどすごく興奮していた。ちょっと矛盾しているかもしれないけれども。今回の演技こそノーミスでできると思っていた。だけど今日はちょっと違って、大げさなことを言うと、失敗してもいいし、練習通りに一生懸命やろうと思っていました」などと述べた。

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