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2015年11月01日 17時06分 JST | 更新 2015年11月02日 01時10分 JST

シリア難民はスマホカメラをどう使っているのか

自撮り棒を持参する難民も。

内戦激しいシリアから逃れる難民たちの映像が世界を駆けめぐっている。彼らが自分のスマートフォンで、写真を撮ったり、通信をしたりする姿をご存じの人も多いだろう。現代の難民たちの日常生活で、スマートフォンのカメラは欠かせない。

この夏、国境を越えるシリア難民たちと延べ1カ月強、行動を共にした朝日新聞の矢木隆晴カメラマンがみた現代の難民たちのスマホカメラ事情とは――。

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「フェイスブックやっている?」 取材中、多くの難民から声をかけられる。ネットがつながれば、その場で「友達」になれる。そうしてつながったシリア難民男性のページを見ると、バルカン半島の移動の途中経過やドイツでの生活の様子が逐次アップされていた。

ホテルの近くを散歩する様子、簡素なベッドが並ぶドイツの大型難民キャンプ、友人との再会――。シリアに残る知人たちは旅の無事を願い、先にEU諸国に入った人々は役にたちそうな情報を提供する。紛争地から安全な場所を求めて移動してきた人々にとって、旅路の記録として、また貴重なコミュニケーションツールとしてスマートフォンのカメラは欠かせないようだ。

(難民とカメラのほか、カメラと私たちを取り巻く「いま」をリポートする特集は11月1日付GLOBE「カメラと変わる」で読めます)