大相撲九州場所で11月17日、横綱の白鵬が奇手「猫だまし」で栃煌山に勝ったことに賛否両論が出ているが、白鵬と同じくモンゴル出身の元横綱・朝青龍は同日、「猫ふんちゃた?(ふんじゃった?)」などと、日本人力士のふがいなさを嘆く一連のツイートを投稿した。「本当にだらしない」「悲しい!涙が出るくらい悲しい今の日本人力士」と、白鵬を擁護するとともに、奇手に簡単に引っかかった栃煌山を批判した。
朝青龍は2月3日にも、審判部批判をした白鵬を擁護。「白鵬いじめるな!!マスコミたち!!」と投稿していた。
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立ち合いで栃煌山(左)に猫だましをする白鵬=17日、福岡国際センター
■猫だましとは?
コトバンクによると、「相撲で、立ち合いなどに相手の眼前で両手を打ち、ひるませて自分優位の型に入る戦法。めくらまし」のことを言う。白鵬の17日の取組については、藤島審判長(元大関武双山)「まさか、という感じですよね。どういう意図があってやったのか、普通は小兵が奇襲でやるもの。いずれにしても、力強い相撲を皆さん、楽しみにしていますからね、お客さんはね」と話していた。
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