プロ野球・広島カープは、前田健太投手(27)のアメリカ・大リーグ移籍を認めることにした。12月4日、日刊スポーツなどが伝えた。
前田投手は今後、ポスティングシステム(選手入札制度)での移籍を目指すことになる。
広島鈴木清明球団本部長(61)がマツダスタジアムで取材に応じ「前田健太投手の今年の活躍、貢献、選手の状況、来年以降のポスティングシステムの環境。ファンのみなさんの思い、すべて総合的に検討しました。その結果、今年、ポスティングシステムでメジャー挑戦を試みることが前田健太投手にも、球団にとっても、一番いいタイミングと判断しました。これからポスティングシステムの準備を進めていきます」と明かした。本人にも前日3日に、電話で伝えた。
(広島前田健太メジャーヘ 球団がポスティング許可 - 野球 : 日刊スポーツより 2015/12/04 11:34)
球団はまず、上限2000万ドル(約24億円)の譲渡金を設定。その額を支払う意思のあるアメリカの球団が最大30日間、前田投手と交渉できる。日刊スポーツは「争奪戦は必至」としている。
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前田投手は大阪府出身。PL学園高校から2006年オフに高校生ドラフト1位で広島に入団。2009年からはエースとして活躍し、2010年と2015年にリーグ最多の15勝をあげた。
大リーグ指向が強く、2013年オフにも大リーグ移籍を求めていたが、球団が認めなかった。
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