女優の波瑠がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「あさが来た」の第10週の週間平均視聴率は、25.2%(ビデオリサーチ調べをもとに算出、関東地区)だったことが12月7日、分かった。10週連続の大台の20%を突破する好調ぶりで、自己最高を記録した。スポニチなどが報じた。
朝ドラでは、2014年の「花子とアン」の最高視聴率25.9%と、2013年放送の「あまちゃん」の最高視聴率27.0%を超える記録となり、2013~14年放送の「ごちそうさん」の最高視聴率27.3%(同)も視野に入ってきた。
朝ドラで初めて幕末から始まった本作。ヒロイン「今井あさ」のモデルとなった広岡浅子さんは、日本に女性の実業家はほとんど存在しなかった時代に、自ら炭坑事業や銀行事業、生命保険事業などの経営に関わり、嫁ぎ先の加賀屋の再興のために奔走。大阪財界で“女丈夫(じょじょうふ)”として知られた人物だ。今後は、あさが商売の才覚を発揮して実業家となり、日本初の女子大学設立に奔走する姿が描かれる。
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最高視聴率を記録した第59話は、農家に身を寄せる姉・はつ(宮崎あおい)と、あさの2人が手を取り合い、互いに精いっぱい、それぞれの家を守っていこうと、誓い合った。はつが大阪を去った後、九州の炭坑で元気に働いていたあさに異変が起こる……という展開だった。
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