大阪府は1月15日、府内のホテルや旅館の宿泊客から、1泊につき数100円程度の「宿泊税」を徴収する制度を導入する方針を固めた。2月の定例議会に条例案を提出し、2017年1月からの実施を目指す。NHKニュースなどが報じた。
条例案では外国語の観光案内板の充実など、外国人観光客に優しい街づくりに必要な財源を確保するために、ホテルなどの宿泊施設に泊まる客から「宿泊税」を徴収することを定めています。
税額は、宿泊料が1泊につき▼1万円以上1万5000円未満で100円、▼1万5000円以上2万円未満で200円、▼2万円以上で300円としています。
(宿泊税 大阪府が条例案提出へ - NHK 関西 NEWS WEBより 2016/01/15 19:41)
宿泊税は東京都が2002年10月に導入済みで、大阪府が実施すれば全国で2番目。税収は年間10億円程度を見込んでいる。
東京都では、宿泊料が1泊につき1万円以上1万5000円未満で100円、1万5000円以上で200円の設定。年間の税収は、約13.15億円(2013年度)だった。
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