百聞は一見に如かず。ロシアの彫刻家、ミカエル・ザジコフ氏の作品をとにかく見て欲しい。
彼の手作り人形があまりにもリアルなのだ。まばたきしている間に動き出しそうだ、と世界中で話題になっている。
人形を作る過程の動画が、ザジコフ氏のInstagramで紹介されている。繊細な動きで粘土をなめらかにし、色付けして、恐ろしいほど緻密な顔や手足を作り上げていく。
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細い金属工具を使って注意深く鼻の穴を彫っているところを見ていると、見ているこちらの鼻がむずむずするようだ。
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ザジコフ氏の作品が最初に一般公開されたのは、2013年にモスクワで開催された「第4回国際アート人形ショー」だと、同氏の略歴に書かれている。
それはザジコフ氏が最初に人形を作ってから、わずか3年後のことだ。最初の人形は、ロシアのクバン国立大学大学院在学中に人形劇用として作った。
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ザジコフ氏の人形はポリマークレイ(樹脂で作られた粘土)で作られている。関節が13個あって、自由に体を動かすことができるという。
髪にはフランス製モヘアを使用し、目にはドイツ在住アーティストの手作りガラス眼球を使っている。また、1900年代初期スタイルのドレスに使われているのは、アンティークのフランス製レースだ。
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ブーツはザジコフ氏の手作りだ。手作業でブーツを作る動画も投稿されている。
12万5000人のフォロワーがいるザジコフ氏のInstagramで、もっとたくさんの作品を見てみよう。
この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。
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