2016年1月19日頃、あるドイツ人の若者がエジプトで獄中生活を送りかねない、とんでもないことをした。
18歳のアンドレイ・チェシオスキさんは、一生もののスリルと引き換えに、4500年もの歴史を持つクフのピラミッドをよじ登り、長年守られてきた法律をおかしたのだ。
彼はカメラを持って、埃の中を登る自分自身を撮影した。
「頂上に着くのには8分くらいかかりました」と彼は自分のブログに書いた。「下りるのには20分かかりました。安全第一!」
彼が地上に下りると、警察が待っていた。
「僕が下りたとたん、警察は僕を交番に連行して職務質問しました。あと警察は、僕がピラミッドで何をしてきたのかを知るために僕のカメラも取り上げました」と、チェシオスキさんはテレグラフ誌に語った。
彼は、ピラミッドでこうしたかったのだ。:
「まず初めに、警察は僕をドイツ大使館に連れていこうとしました。でもしばらくして、何事もなく僕は釈放されました」と、彼はテレグラフ誌に述べた。
エジプトではかつてピラミッド登頂がさかんだったが、数十年もの間その行為は違法とされてきた。
チェシオスキさんはどんなところにも登ることで有名になった。
彼のFacebookページは世界中の屋上から撮影された写真でいっぱいだ。
さて、これはエジプト・カイロで:
アメリカ・ニューヨーク:
ドイツ・ミュンヘン:
ドイツ・ベルリン:
ポーランド・ワルシャワ:
香港:
「高いところに登るのは、それが大好きだからです。自由を感じられます。初めて屋上のふちに座ったときは、本当にアドレナリン全開でした。でも今は、それは僕にとってかなり普通のことになりました」と、彼は2014年にカーターズ・ニュースに語った。
「事故に遭ったことは一度もありません。僕はいつもすごく気をつけているし、どんなこともよく考えてから取り組むからです」。
この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。
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