天海祐希が映画「名探偵コナン」に出演、その役は?

女優の天海祐希(48)が、劇場版シリーズ20作目となる『名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)』(4月16日公開)のゲスト声優を務めることが8日、わかった。
Yuki Amami arrives at the Los Angeles premiere of
Yuki Amami arrives at the Los Angeles premiere of
Richard Shotwell/Invision/AP

天海祐希、映画『名探偵コナン』にゲスト出演「腹をくくって頑張ります」

女優の天海祐希(48)が、劇場版シリーズ20作目となる『名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)』(4月16日公開)のゲスト声優を務めることが8日、わかった。コナンの宿敵“黒ずくめの組織”の一員で、左右で虹彩色が異なる瞳(=オッドアイ)の持ち主を演じる。

テレビアニメ放送開始と同じ1996年にドラマ&スクリーンデビューを果たした天海は「同級生のようなコナン君と共演できるなんて本当に光栄です」と思い入れを語り、「天海のところが弱かったと思われるのは悔しいので、20年のキャリアをかけて、作品にちょっとでも華を添えられるように演技で応えたいと思います。そのつもりで腹をくくって頑張ります! 強大な敵はたくさんいるけど、負けないわよ、コナン君!」と勝負を挑んでいる。

天海演じる謎の女性は、“ある任務”をきっかけに記憶喪失に。逃走中に偶然出会ったコナンたちと、自分の正体を思い出そうと行動を共にするうちに、その記憶を巡り、所属するはずの“黒ずくめの組織”からも狙われてしまう。

謎に包まれているだけに、原作で「片目が義眼であること」しか未だ明かされていない、黒ずくめの組織のNo.2=ラムとの関係も気になることころ。「とにかく謎の女ですが、詳しいことは私も教えてもらえていないので、皆さんと同じ目線で全身全霊を込めて頑張りたいと思います」と意気込んでいる。

同作は、原作の青山剛昌氏自ら脚本段階から制作に参加。ドラマ『相棒』シリーズの脚本を務める櫻井武晴氏とタッグを組み、「今度の映画は真っ黒な話ですが、観終ったあと何色の気持ちになれるかはあなた次第です(笑)」という意味深なメッセージを送っている。

天海の起用について、読売テレビの諏訪道彦プロデューサーは「実はこのキャスティングを一番喜んでいるのはボク自身なんです。あの『女王の教室』の阿久津先生ですよ。あのコワいのに奥底に愛情を感じられる驚異的な先生を演じた天海さんは、今回の“謎の女性”に超ベストキャスト」と歓喜。「皆さんを驚かす自信があります!」と手応えをにじませ、「記念すべき20周年作品の“黒ずくめの組織”の一員に天海祐希さんが加わってくれて良かったね、コナン君。って、あ、黒ずくめの話はコナン君には禁句でした…(笑)」とコメントを寄せている。

【関連記事】

関連記事

注目記事