国立感染症研究所は2月15日、インフルエンザの流行が全国的に警報レベルに達したと発表した。この1週間で全国の医療機関を受診した全国のインフルエンザ患者は、推計で約164万人に達したという。前週に比べて約57万人も増加した。
1医療機関あたりでは34.66人となり、流行状況を示す指標として最も高い「警報レベル」の30人をこの冬で初めて超えた。年齢別では5~9歳が約40万人と最も多かった。
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都道府県別でみた1医療機関あたりの患者数は、神奈川の48.95人が最も多く、埼玉47.52人、愛知45.24人と続いた。先週1週間に学級閉鎖などの措置をとった学校や保育園は、全国で5995施設になった。
朝日新聞デジタルによると、直近の5週間に検出されたウイルスは、2009~2010年に新型として流行したA09年型が最も多く、次いでB型、A香港型だった。
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