カナダ在住のステファン・ルンドさんが、GPSを使った楽しいサイクリングの方法を教えてくれた。それは、自分のアクティビティーの軌跡を、アートに変えてしまうというものだ。
ルンドさんはStravaというアプリを使い、自分のサイクリングの道筋を紹介。そこには驚くべきものが浮かび上がっていた。
ダース・ベイダー卿。しかもライトセイバー付き。(GPS DOODLES / CATERS NEWS)
ルンドさんが2015年1月に開設したサイト「GPS Doodle(GPS画)」には、恐竜やエリザベス女王など、彼の自転車が“描き出した”数々のアートが掲載されている。クリエイターズ・ニュースによると、これらの絵の総走行距離は3000マイル(約4800キロ)以上になるという。
ステゴサウルス(GPS DOODLES / CATERS NEWS)
ルンドさんが1年間に描いた絵は85個。「最初に描いたものは、雲のような形だった」と、TED ☓ ビクトリアで語った。
その後、ルンドさんはGoogle Mapを用いて素晴らしいルートを次々に編み出した。そしてたどり着いのが、Stravaというアプリだったという。このアプリを使うと、サイクリングの後にアプリからパソコンにGPSデータを取り込むだけで、軌跡が浮かび上がるようになる。
エリザベス2世(GPS DOODLES / CATERS NEWS)
1つの画像を描くために、時には「セイリッシュ海の人魚」のように14時間もかかることがあるとルンドさんは話す。一方で、「ウサギ」の絵のように、41分で完了することもある。
セイリッシュ海の人魚(GPS DOODLES / CATERS NEWS)
「動きさえすれば、描ける」と、ラウドさんは言う。「実は、私がGPS画を始めようと思ったとき、難しすぎるのではないかと感じました。ですが、誰でも描けます。誰もがGPS画を始められるんです」
キリン(GPS DOODLES / CATERS NEWS)
では、GPS画の欠点は?
これに対してラウドさんは、次のように述べた。
「GPSは、消しゴム機能がありません。ですから、私は早いうちに、慎重な走りについて学びました」。
ステファン・ルンドさん(GPS DOODLES / CATERS NEWS)
この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。
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