東京メトロ・千代田線内でつり革を引きちぎったとして、4月16日夜、足立区の63歳の会社員が器物損壊の疑いで警視庁捜査3課に現行犯逮捕された。当時、電車は町屋〜北千住間を走行中、容疑者は帰宅途中だったという。他にも200個が盗まれる被害があり、警視庁が余罪を調べているという。NHKなどが報じた。
調べに対し容疑を認め、「電車が混雑して、立ちっぱなしで腹が立ったのでつり革を壊して、鉄道会社を困らせようと思った。先月以降、ほかにもやった」と供述しているということです。これまでの調べで、都内では去年1月以降、地下鉄や私鉄の電車内で合わせておよそ200個のつり革が盗まれていて、警視庁が関連を慎重に捜査しています。
(電車内でつり革を引きちぎった疑い 男を逮捕 | NHKニュースより 2016/4/19)
国土交通省が発表している2014年度の混雑率の統計によると、東京メトロ千代田線の町屋〜西日暮里間の7時50分〜8時50分の混雑率は178%で、地下鉄混雑率ランキングの2位となっている。