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2016年04月21日 15時35分 JST | 更新 2016年04月21日 15時39分 JST

赤ちゃんを抱きながら泳ぐ父 ピュリツァー賞の写真は難民の苦難を訴える

難民の『ライフジャケット』になれたと思う、と写真家は語った。

子供をしっかり抱きしめながら、ゴムボートを降りてギリシャ・レスボス島の岸を目指すシリア難民(2015年9月24日、ヤニス・ベラキス撮影)

アメリカのピュリツァー賞が4月18日に発表された。「ニュース速報写真部門」を受賞したのは、移民・難民の苦しい旅路を記録した、ニューヨークタイムズ紙とロイターの写真チームだ。

彼らは、アフリカやアジア、中東からヨーロッパを目指す人々を1年にわたって記録した。写真には、つらい現実や、希望と絶望の間で揺れる移民・難民の様子が記録されている。

チームのメンバーには、ロイターに所属する3人のギリシャ人、ヤニス・ベラキス氏、アルキス・コンスタンチニディス氏、アレクサンドロス・アブラミディス氏が含まれている。彼らはギリシャ国内にいる、移民や難民を撮影した。

ベラキス氏のFacebookによると、ギリシャ人がピュリツァー賞を受賞するのは初めてだ。

「移民や難民は、最後の希望の地としてギリシャの島々にやってきました。島民たちは、移民や難民を暖かく迎えていました。島にずっと滞在していた私たちジャーナリストは、写真を通して彼らの声を代弁することで、『ライフジャケット』になれたと思います」と、ギリシャの通信社「アテネ・ニュース・エージェンシー」に述べている。

その言葉は間違っていない。写真は、移民や難民の声、そして苦しい現実を私たちに訴えている。

ハフポストUS版に掲載された記事を翻訳しました。

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