熊本地震被災者宅で窃盗未遂容疑の男2人逮捕、「無施錠で盗みやすい」

容疑を認め「地震後は無施錠の家が多いので、盗みやすいと思った」と供述している。

多くの空き巣被害が報告されていた熊本地震の被災地で、熊本県警は4月28日、避難中の住民宅内に侵入して中を物色したとして、建造物侵入と窃盗未遂の疑いで福岡県大牟田市の会社員2人を逮捕した。産経ニュースなどが報じた。

県警によると、ともに容疑を認め「地震後は無施錠の家が多いので、盗みやすいと思った」と供述している。(中略)

地震で近所の公園に避難した後、アパートに戻ると、通路に吉田容疑者らがいたため、通行人の男性と取り押さえた。

【熊本地震】不届き!「無施錠、盗みやすい」〝火事場泥棒〟逮捕、若い会社員2人 避難者宅物色疑い - 産経WESTより 2016.4.28 13:42)

サンスポによると、熊本県警は4月23日までに、一連の熊本地震に乗じた窃盗事件などを県内で18件確認し、捜査を進めているという。

ビートたけしさんは、こうした被災地狙いの空き巣について、「射殺しろよ」と過激な表現で怒りを露わにし、論争を呼んでいた。

さらに、震災関連では大分市内のガソリンスタンドが設置していたペットボトルの募金箱を盗んだとして、無職の男が窃盗の疑いで4月24日に大分県警に逮捕されている。朝日新聞デジタルが報じた。

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熊本地震・震度7の益城町(2016年4月23日)

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