※アーキデイリーに掲載された記事を翻訳しました。
2015年3月に亡くなったザハ・ハディド氏がデザインした、アメリカ・フロリダ州マイアミの超高層マンション「ワンサウザンド・ミュージアム」の内部完成予想図が公開された。公共スペースは、ハディド氏自身がデザインしている。
62階建てのワンサウザンド・ミュージアムに入るのは、83戸のみだ。2階建ての二世帯ペントハウスが1戸、タウンハウスが4戸、フルフロアが8戸、ハーフフロアが70戸ある。
建物からは、著名な建築家ユニット、ヘルツォーク&ド・ムーロンが設計した「ペレス・アート・ミュージアム」や、グリムショウ建築事務所による「パトリシア&フィリップ・フロスト科学館」、建築事務所HOKとアルキテクトニカが共同で手がけた屋内競技場「アメリカン・エアラインズ・アリーナ」など、美しい建築物を見下ろせる。
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これまで高級住宅は、マイアミ・ビーチに立つことが多かったが、そのトレンドをマイアミ中心部に移す建物になりそうだ。
美しい曲線を描く外観、ほとんど柱がない広々としたフロア、各居住スペースに付いたユニークなテラス。ワンサウザンド・ミュージアムは期待を裏切らない建物になるだろう。ハディド氏は、ロビーや2階建てのプール、61階のスカイラウンジなどを手がけた。
「ワンサウザンド・ミュージアム」は、ハディド氏が完成を目にすることができなかった、多くのプロジェクトの1つだ。2014年12月に着工し、2018年後半オープンを予定してる。
<ワンサウザンド・ミュージアム完成予想図>
In partnership with ArchDaily.
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