栃木県警は24日、女性のスカートの中を小型カメラで盗撮した疑いで、宇都宮市の弁護士の男(43)を逮捕した。男は、栃木県旧今市市(日光市)で2005年12月に小学校1年生の女児(当時7歳)が誘拐・殺害された事件の被告の弁護人を務めていた。NHKなどが報じた。
弁護士の男は4月30日の夜、小山市のJR小山駅構内のエスカレーターで女性(31)のスカートの中を盗撮したなどの疑いが持たれている。盗撮に気づいた女性が声をかけた際、男はその場を立ち去ったが、5月5日になって栃木県警小山署に自首したという。
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逮捕された男は栃木県弁護士会の副会長も経験、小山市の白鴎大学法科大学院の非常勤講師も務めていた。
旧今市市の女児殺害事件では4月8日、宇都宮地方裁判所が被告に無期懲役の判決を言い渡し、被告が控訴している。男は被告の裁判員裁判の弁護団に加わっていた。