イスラエルのテルアビブで6月8日、ショッピングモール「サロナ・マーケット」内のカフェに2人の男が乱入して銃撃し、これまでに4人が死亡、3人が重傷を負った。イスラエル警察はパレスチナ人によるテロとみて捜査している。ショッピングモール近くにはイスラエル軍本部がある。銃撃した男たちは現場近くで拘束された。ニューヨーク・タイムズなどが報じた。
イスラエル警察によると、現場近くで警官が銃撃犯の1人にケガを負わせ、病院に搬送された。もう1人の銃撃犯は逮捕されたが、状況は不明だ。
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現場となったカフェは、2015年にオープンしたばかりの新しいショッピングモールで、事件当時は多くの客が詰めかけていた。
「タイムズ・オブ・イスラエル」によると、イスラエルのネタニヤフ首相は、8日午後10時ごろ現場に到着して事件の概要を警察から聞き、テルアビブのイスラエル軍本部に出向き、緊急安全保障会議を開いた。
現場の目撃者によると、銃撃犯はウルトラオーソドックス(ユダヤ教の厳格主義者)の衣装を身につけていたという。しかし一方では、黒のズボン、白いシャツとネクタイというセミフォーマルの衣装だったという目撃談もあり、詳細は不明だ。また、銃撃犯はキッパ(ユダヤ教徒がかぶる帽子)をかぶっていたという目撃談もあるが、警察はコメントしていない。
Baz Ratner / Reuters
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