【オーランド銃乱射事件】レディー・ガガが涙のスピーチ「人間性そのものへの攻撃」

「これはあらゆる人に対する攻撃なのです」

ロサンゼルスで開催されたオーランド銃撃の犠牲者を追悼する集会に出席したレディー・ガガ

同性婚を禁じるカリフォルニア州の「プロポジション8(提案8号)」が、ゲイとレズビアンが性的指向を公にした上で軍に従事することを禁じる差別的な政策(「Dont Ask, Don’t Tell / 聞くな、言うな」)が厳然と行われていた2009年当時、何十万人もの人々がナショナル・イクオリティ・マーチ(平等を求める全米行進)に参加し、通りを歩いた。

レディー・ガガも、その行進に参加し、スピーチした1人だ。LGBTQコミュニティの人々が公正に扱われるよう訴えかけ、彼女は、このスピーチが彼女のキャリアで「最も重要な瞬間」だと語った。

フロリダ州オーランドで6月12日、セクシャル・マイノリティ向けナイトクラブで銃乱射事件が起こった後、多くの人々がレディー・ガガに、アメリカのLGBTなど性的少数者のコミュニティを襲った悲劇について再び力を貸してほしいと働きかけた。これは、レディー・ガガの言葉によって、彼女を当初からサポートしてきたコミュニティが勇気づけられることを期待したものだった。

ロサンゼルスで13日、オーランド銃乱射事件の被害者の追悼式が行われた時、セクシュアル・マイノリティの一員を自認するレディー・ガガが突然姿を現し、市庁舎の外に集まって立っていた何千人もの人々に向けて感情を込めたスピーチを発表した。

「アメリカ史上最大の銃乱射事件を目撃して、私はこうした偏見に満ちた犯罪に大きな嫌悪感を感じざるを得ません。これは人間性そのものに対する攻撃なのです」とレディー・ガガは、オーランドの街の名を書いた看板の前に立って、発言した。「これはあらゆる人に対する攻撃なのです」

エンタメ情報サイト「エンターテインメント・トゥナイト」によると、レディー・ガガは、エミー賞選考委員向けに自身が主演するドラマ「アメリカン・ホラー・ストーリー:ホテル」をプロモーションするイベントに出席する予定だった。イベントは、銃乱射事件の影響を考慮して中止となった。

「今夜、私はみなさんと一緒に厳粛な気持ちで、1人の人間としてここに来ました。平和と誠意、ひたむきさと連帯感をもって、本当に、罪もなく美しい人々の悲劇的な死を悼みましょう」と彼女は述べ、銃乱射の被害者となった49人の名前と年齢を読み上げた。彼女の顔の上を涙が流れていた。

追悼式の前に、レディー・ガガは12日、胸いっぱいの悲しみと衝撃をSNS上で表明し、フォロワーとこの悲劇が本当の変化をもたらすという夢を共有した。

犠牲者の家族のために祈っています 🙏🏽 伝染病のように銃の乱射が起こっている世の中だけど。痛みと同じくらい、世界のみんなから慈悲とサポートが届きますように

多くの人にとって今回の事件は絶対に忘れられない、本当に心が傷むものだったと思います。このような現状を変えていくために、私たちには何ができるのか、を世界中の人に考えてほしいと思います。#Orlando

誇りをもって立ち上がりましょう。みんなが持っているもの。憎しみの反対は愛。この2日間、苦しんでいるLGBTQコミュニティのために心から追悼します

ハフポストUS版より翻訳・加筆しました。

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