カップルが選んだ結婚式のフォトグラファーは、9歳の少女でした(画像)

9歳でも、大人顔負けの写真を撮ります。

イギリス・スコットランドに住むレジーナ・ワイリーには、生まれつき写真の才能があったようだ。彼女は、3歳にしてフォトグラファーである父親のカメラを手に取り、使い方を尋ねた。

そして2016年4月15日、9歳になったレジーナは初めて結婚式の撮影を任された。

初めてのウェディング写真撮影中に、ポーズをとるレジーナ(KSG PHOTOGRAPHY

「レジーナが初めてカメラに触ったのは、3歳の時でした。マウンテンバイクのレースを撮影する私に、ついて行きたいと言ったのです。それ以来、彼女は私のバッグからカメラを持ち出して『使い方を教えて』とせがんでくるようになりました。でも、私は娘に写真を押し付けないようにしていました。自分から自由に質問させたんです」と、レジーナの父親ケビンは話す。

レジーナが3歳の時。父親と行ったマウンテンバイクのレースで写真に興味を持った(KSG PHOTOGRAPHY

レジーナが初めて正式に依頼された仕事は、親しい家族の結婚式だ。彼女は父親のアシスタントを務める。ワイリー家と親しい付き合いをしていた新郎新婦は、レジーナが撮った写真を見て「自分たちの結婚式を、レジーナの最初の仕事にして欲しい」と申し出た。

レジーナが結婚式で撮った写真(KSG PHOTOGRAPHY

「撮影のペースがとても速くて大変だったけど、結婚式はとっても楽しかった」とレジーナは話してくれた。

カップルにとっても、一生の思い出に残る写真になったようだ。「新郎新婦はとても喜んでいました。特に、子供たちを撮影した写真を見て涙が出たそうです」 と、ケビンが話してくれた。

新郎新婦が特に気に入ったのは、子供たちを写した写真(KSG PHOTOGRAPHY

他にも数組のカップルがレジーナに撮影を依頼していて、次の撮影は7月1日を予定している。

レジーナの写真が、世の中で知られるようになったのは、彼女が7歳の時。ケビンの仕事場で撮影した写真が、「シンクタンクフォト」のFacebook広告に使われたのだ。

写真でケビンがシンクタンクフォトの製品を身に着けていたため、広告に採用された。(KSG PHOTOGRAPHY

「写真は趣味で、本当はファッションデザイナーになりたいと思っていたけど、もしかしたらお父さんみたいにプロになるかもしれない」とレジーナは話す。

結婚式以外の撮影にも興味を持っていて、最近は、父親と共にロッド・スチュワートのコンサート前のパーティ(「学校の先生が羨ましがっていました!」と彼女は話した)や、ボクシングの世界チャンピオンを撮影する機会があった。

「色々なテーマの写真やアートについて学ぶのが楽しい」とレジーナは言う。

彼女のデビュー作品となった美しいウェディングフォトを、ゆっくり楽しんでほしい。

Regina Wyllie

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ハフポストUS版に掲載された記事を翻訳しました。

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