サッカーのアルゼンチン代表FWのリオネル・メッシ選手が6月26日、同国代表からの引退を表明した。ロイターなどが報じた。
この日アルゼンチン代表は、南米選手権の決勝で前回王者チリと対戦。PK戦の末に敗れ、準優勝に終わった。この大会は南米選手権の100周年記念大会でもあったが、メッシ自身もPKを外した。共同通信によると、メッシはアルゼンチンのスポーツ放送局に「僕の代表チームでの役目は終わった」と話したという。
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また同国代表の公式ツイッターによると、メッシは以下のように語ったという。
メッシ「つらいけど、今は分析をするべき時ではない。ロッカールームで、僕にとっての代表チームは終わったと感じた」
スペイン1部リーグのバルセロナに所属するメッシは、スペインのプロリーグ「ラ・リーガ」で8回、欧州チャンピオンズリーグ(CL)で4回、それぞれ優勝を経験している。アルゼンチン代表としては2014年ワールドカップ・ブラジル大会、南米選手権では07年、15年に続いて決勝で敗れ、主要国際大会ではタイトルを獲得できなかったが2008年の北京オリンピックでは金メダルを獲得した。
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メッシ個人としても、世界で最も活躍した男子の年間最優秀選手「FIFAバロンドール」に史上初めて5度輝くスター選手として知られるが、最近はパナマ文書で名前が取りざたされたり、脱税の疑いがかけられるなどなど、スキャンダルを抱えている。
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