6月19日に実施された「ネット党首討論」で、司会者の古市憲寿氏から「再婚相手は見つかったか」と質問され、抗議していた「生活の党と山本太郎となかまたち」の小沢一郎代表が27日、コメントを発表した。古市氏については「是非前を向いて頑張っていただきたいと思います。 応援しています」と、問題を水に流す方針を明かした。
古市憲寿氏に関して
私たちは今、選挙戦の真っ只中で、日々国民の皆さまに自らの政策を訴えています。
19日のニコニコ動画主催の党首討論も、政策のぶつけ合いという事で真剣に臨んでいた中での出来事でした。
後日、ダウンタウンの松本人志さんとのやりとりの中で、古市氏が自分の言葉でお詫びをしたかったと言われたのをお聞きしました。
私たちはもう前を向いています。
古市憲寿氏におかれましても、将来ある有能な方ですので、是非前を向いて頑張っていただきたいと思います。
応援しています。
平成28年6月27日 代表 小沢 一郎(古市憲寿氏に関して | 生活より 2016/06/27)
■これまでの経緯は?
ネット党首討論を主催した「わっしょい!ネット選挙」は討論会後の21日、「不適切な発言があった」と謝罪文を掲載したが、小沢氏は24日、討論の実質的な主催者で「ニコニコ動画」を運営するドワンゴと古市氏本人に対して、正式な謝罪を求め抗議文を出していた。
これに対し古市憲寿氏は26日午前に放送されたフジテレビ系「ワイドナショー」の番組内で、「自分でも映像を見返したんですよ。そしたらすっごい失礼で。確かにこれはまずい」と述べた上で、ネット党首討論では運営側から謝罪原稿を手渡され、「謝るなら自分の言葉で謝らないと意味がない」「それで棒読みで読んじゃったら、より失礼に見えた」と振り返った。小沢氏はこの放送内容を「謝罪」として受け取り、古市氏を許す旨をツイッターに投稿したと思われる。
関連記事
関連記事