「改憲」と「若者」に注目が集まる。参院選のツイート分析

争点がわかりづらいとの声もある今回の参院選の中でも、2つのテーマが浮かび上がっていることがわかった。

7月10日に投開票される参院議員選挙について、公示一週間前の6月15日から7月3日の間に、Twitter上に投稿された言葉のビッグデータを分析し、注目が集まった言葉は「改憲」と「若者」だったとの調査結果を株式会社ブレインパッドが7月5日に発表した。

争点が見えづらいとの声もある今回の参院選にあっても、2つのテーマが浮かび上がっていることがわかった。

▼関連性分析で浮かぶ「改憲」と「若者」

同社によると、これらのデータは同社のソーシャルリスニング・プラットフォーム「Crimson Hexagon ForSight™ Platform」の「関連性分析」機能が使われている。

Twitter上に投稿された全文を対象に、「参院選」や「選挙」などと同時に投稿された頻度の高い言葉について、ノイズを省いて把握する手法で導かれた。その結果、争点になりうるテーマとして、「改憲」と「若者」の二つのワードが浮かび上がってきた。

▼2013年の前回選は「山本太郎」「原発」「ネット」

また、同社では2013年の前回の参院選当時のデータも公開。「原発」やネット選挙を表す「ネット」など、当時注目を集め選挙の争点となった言葉や、前回参院選で初当選した「山本太郎」氏の名前が頻繁に投稿されていたことがわかる。


▼つぶやき件数は約1.34倍に増加でも投票率は減少か?

同じ同社によると、今回の参院選に関連する投稿数は前回同時期に比べて、約1.34倍と増加した。しかし、以下の要因から、同社では「投票人数は増加しても投票率は減少する可能性があります」と分析している。

今回の選挙は、前回より注目度が上がっており投票率が上がるのではと推測できそうですが、以下の2つの点に留意する必要があります。

 1.Twitterのアクティブユーザー数

 2.選挙権が18歳以上になったことによる対象人数の増加

 2015年12月に米国・Twitter, Incが初めて公表した、Twitterの日本国内MAU(月間アクティブユーザー数)は「3,500万人」。2013年時点の日本のMAUは発表されていませんが、全世界のMAUは、2015年第4四半期の全世界の3億2千万人に対し、2013年は2億4100万人だったため、約1.3倍に増加しています。

 これらの点を考慮すると、今回のソーシャルメディア上での投稿数の増加は、ユーザー数の増加とほぼ同じか微増であり、ネット上の注目度は前回と大きな差はないと言えます。

 また、選挙権が18歳以上に引き下げられたことで、投票人数は増加しても投票率は減少する可能性があります。

 

2016年参院選目前!Twitterのつぶやきと投票率の関係は? - Platinum Data Blog by BrainPadより 2016/07/05)

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