『24時間テレビ』瞬間最高視聴率は35.5% たい平ゴールシーン
日本テレビ系毎夏恒例『24時間テレビ39 愛~これが私の生きる道~』が27日から28日かけて放送され、全平均視聴率が15.4%(歴代18位タイ)だったことが29日、わかった。また瞬間最高視聴率は番組終了間際、チャリティマラソンランナーの林家たい平がゴールした直後の28日午後8時48分で35.5%だった(ともにビデオリサーチ調べ、関東地区)。
今年の『24時間テレビ』のテーマは、「愛~これが私の生きる道~」。2009年以来2度めとなるNEWSが同番組のメインパーソナリティーを務め、総合司会は羽鳥慎一、水卜麻美アナウンサーが担当。スペシャルドラマは加藤シゲアキ主演の『盲目のヨシノリ先生~光を失って心が見えた~』が放送された。マラソンランナーのたい平は、自分を育ててくれた人気演芸番組『笑点』、同番組の終身名誉司会・桂歌丸、師匠で難病と闘う林家こん平の3者への感謝を伝えるために100.5キロのマラソンに挑戦した。
放送直前の23日に、パーソナリティーを務める予定だった俳優の高畑裕太容疑者が、強姦(ごうかん)致傷容疑で群馬県警に逮捕されたことを受け、番組降板と同ドラマの高畑容疑者の出演のシーンに代役をたて撮り直すことが決定。24日にNEWSの小山慶一郎が代役を務めることが決定し、25日に撮影された。
番組終了後の会見で小山は「スタッフの皆さんが完走された。僕たちは全力でやらせてもらっただけです」とコメント。加藤も「小山もプレッシャーの中で(代役を)やってくれたと思う。4人としては初めてだったので、フレッシュな気持ちだった。放送上は、美しい24時間になったんじゃないかなと思います」と感想を語った。
募金総額は、28日午後8時の時点で2億3369万9751円となっている。
【関連記事】