ポケモンGOより本を探そう 校長先生が作った新ゲームがすごい

ポケモンを捨て、町へ出よう。
People play at the Pokemon GO game on August 27, 2016 at shopping mall in Bangkok, Thailand, (Photo by Anusak Laowilas/NurPhoto via Getty Images)
People play at the Pokemon GO game on August 27, 2016 at shopping mall in Bangkok, Thailand, (Photo by Anusak Laowilas/NurPhoto via Getty Images)
NurPhoto via Getty Images

ポケモンGOの大ヒットで、みんなが外に出て、歩き回る喜びを知った。見知らぬ公園や路地をウロウロしながら珍獣を探すのは本当に楽しい。そんなゲームにヒントをもらった、ベルギーの学校の校長先生がFacebook上で作った「Chasseurs de livres (ブックハンター)」というゲームが話題を呼んでいる。ロイターなどが報じた

ロイターやゲームのFacebookページによると、ゲームのプレーヤーは、まずFacebookの「Chasseurs de livres (ブックハンター)」のグループに登録する。

好きな本を街のどこかに隠し、場所のヒントを与え、それを見た他のプレーヤーがその本を探しに行くという仕組みだ。グループには8/29日午後1時半現在、すでに5万人以上が登録されている。

ゲームを考案した学校の先生はロイターの取材に対して、「図書館を整理している時、本のため十分なスペースがないことに気づきました。子供と一緒にポケモンGOで遊んだ経験から、自然の中に本が隠してあったら面白いと思ったんです」。

本はビニール袋などに丁寧に包んで隠す。ホラーの巨匠、スティーヴン・キングの小説から子供の絵本まで、茂みの中やベンチの近くなど、ベルギーの街中のあちこちに本が隠れているそうだ。どんどん評判を呼び、Facebookのグループのメンバーは増え続けている。

かつて「書を捨てよ、町へ出よう」と呼びかけた、寺山修司は何て言うだろう。ポケモンGOに飽きたらぜひやってみたい。

注目記事