男性の服は、もっともっと自由になっていい(画像集)

人と違ったっていい、自分らしくあっていい。そんなメッセージを発信する写真。

ロンドンを拠点に活動する写真家アンソニー・ライセットは、新しい写真集で男性の服の概念を変えようとしている。

写真集「自分のスタイル:あえて違ってみる」のテーマは、スタイルを通して表現の自由を楽しむだ。ライセットはモデルに、昼に着る服と、夜に着る服の中からそれぞれ1着選び、カメラの前に立ってもらった。

パフォーマー Le Gateau Chocolatの昼の服(左)と夜の服(右)(ANTHONY LYCETT)

デザイナー Sorapol Chawaphatnakul の昼の服(左)と夜の服(右)(ANTHONY LYCETT)

シンガー Ian Bruce の昼の服(左)と夜の服(右)(ANTHONY LYCETT)

ライセットは、写真を通して「人を外見で判断しないで」というメッセージを伝えたい、という。

「被写体になってくれた人たちを誉め称え、彼らに声を与えたかったんです。人と違ったっていい、自分らしくあっていい、そんな写真を撮ろうと考えました」

モデルになったのは、友人やソーシャルメディアを通して知り合った人たちだ。ライセットは彼らのユニークなスタイルだけでなく、生き方にも心を動かされたという。

「彼らは、躊躇せず『これが自分だ』と言う勇気がある人たちです。そのままの自分を受け入れて下さい。そうできなければ、放っておいてくださいというメッセージを発信しています」

またライセットは、男性のファッションはもっともっと多様になっていいと考えている。

「男性には、より男らしく振る舞うべきだというプレッシャーがかかっています。そのため、自由に自分を表現するのが難しい。全ての人が、平等に自分を表現できるようになるべきです」

アーティスト Pandemonia Panaceaの昼の服(左)と夜の服(右)(ANTHONY LYCETT)

アーティスト Jenkin van Zyl の昼の服(左)と夜の服(右)(ANTHONY LYCETT)

デザイナー Arian Bloodwoodの昼の服(左)と夜の服(右)(ANTHONY LYCETT)

「目立つ外見で世の中に踏み出すためには、強さが必要です。それができる人は、世界に様々な色を運んできてくれる。こんな時代だからこそ、私たちはそんな色が必要なんです」

ハフィントンポストUK版に掲載された記事を翻訳しました。

▼ザッカーバーグ氏は毎日同じ服を着ている?(画像集)▼


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