RADWIMPS・野田洋次郎、テレビドラマ初出演&連ドラ初主演「前に前に挑戦」
映画『君の名は。』の音楽を担当し、幅広い世代に認められるようになったバンド・RADWIMPS のボーカル&ギター、野田洋次郎がテレビドラマに初出演で初主演することがわかった。4月からテレビ東京に新設される木曜深夜のドラマ枠「木ドラ25」の第1弾として放送される『100万円の女たち』(4月13日スタート、毎週木曜 深1:00~1:30)で、主人公の売れない小説家、道間慎を演じる。野田は「僕自身、右も左も分からない身であるからこそあまり既存の枠にとらわれずに面白い作品ができるよう、前に前に挑戦していきたいと思います」と意気込みを語っている
「木ドラ25」枠は、映像配信サービスの世界大手「Netflix」とのタッグで新設され、作品はNetflixオリジナルドラマシリーズとして製作。テレビ放送だけでなく、「世界配信を視野に入れたいままで以上に革新的な連続ドラマを発信していく」としている。
主演に起用された野田は、映画『トイレのピエタ』(2015年)に主演し、映画初出演であったばかりか初めての演技で日本アカデミー賞新人俳優賞受賞するなど、役者としても類まれな表現力を見出された。今回のドラマの五箇公貴プロデューサー(テレビ東京コンテンツビジネス部)も「映画『トイレのピエタ』で魅せた野田さんの何者とも思えないオーラと醸し出す色気、そして彼の創り出す音楽と原作との通底など、我々が求めていたものを持っているのは彼しかいないという思いに至り、スタッフ全員で猛烈に、半ば強引にお願いしました」と明かしている。
野田は「オファーをいただき、はじめてスタッフの方たちに会った時のあふれんばかりの気概とこの作品への情熱がとても印象的でした」と自身初の連続ドラマへの挑戦を決断。「いまも鋭意脚本や撮影のプランニングなど一丸となって進んでいます。とても心強いチームです」と信頼を寄せ、「このドラマ、面白いです」と期待をふくらませる。
ドラマは、青野春秋氏の同名漫画(小学館ビッグスピリッツコミックス)が原作。主人公の慎は、ある日どこからともなくやってきた、まったく素性の知れない5人の美女たちと1つ屋根の下で暮らすことになる。女たちは毎月100万円もの大金を家賃および生活費として支払う。彼女たちは何の目的で慎のもとに集まってきたのか。どんな人間なのか…。回を追うごとにひとつ、またひとつと解明されていく謎。そして、女たちとの奇妙な共同生活を通して慎は思いもよらなかった大きな運命に翻弄されていく。ある種の密室ミステリー。
野田は「青野先生原作のあの不思議な空気をまといながら、ちょっとイビツな新体験を観てくださる方々にお届けできたらと思っています。僕、演じる主人公が5人の魅力的な女性たちとひょんなことから同居するところから物語ははじまります。そんな夢のようなシチュエーションに翻弄されないか少し不安はありますが頑張って自分の役割に集中して臨みたいと思います。普段バンドでオスしか存在しない世界でひたすら体育会系に音楽活動をする我々なので、バンドメンバーには幾分申し訳ない想いです」と話している。
■放送情報
テレビ東京 4月13日スタート、毎週木曜 深1:00~1:30
Netflix 4月7日配信スタート予定
BSジャパン 4月18日スタート、毎週火曜 後11:00~11:30
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