決定は下されたようだ。しかし正体はまだ明かされていない。
マティニョン館(首相官邸)に入れるべき人間を複数の候補の中で迷っていると発言していたエマニュエル・マクロン次期大統領だが、5日、フランスのラジオ局「Europe 1」のインタビューで、とうとうお目当ての人物を発見したと話した。身元は明かしていない。「秘密です」。マクロン氏は、微笑みながらそう言ってインタビュアーをけむにまいた。
Advertisement
お眼鏡にかなった人物の具体的な名前については言及しなかったものの、マクロン氏は首相候補の人物像をざっと描いてみせている。
「首相となる人物は、わたしが掲げてきた政策を反映してくれる人でなければなりません」。「またその人は、政治の場での経験を有し、国会の過半数を指揮し、政府をとり仕切る能力を備えた人物でしょう」。
マクロン氏は一体誰をパートナーに選ぶのか。その選択に注目が集まっている。
ハフポスト・フランス版より翻訳・加筆しました。