女優・のんが、アカペラを披露したLINEモバイルのCMが、6月13日のサッカーW杯アジア予選の日本代表選のハーフタイム中に放映された。
「愛と革新。LINE MOBILE(唄)篇」
のんが歌ったのは、これまでLINEモバイルのCMシリーズ「愛と革新。」で使用されてきた曲と同じもので、アーティストの「キリンジ」が歌う『エイリアンズ』だ。
LINE MOBILEの広報担当者によると、「愛と革新。LINE MOBILE(唄)篇」と銘打たれたこのアカペラCMは、"一夜限りの"オンエアだったという。
アカペラ収録前に『エイリアンズ』の作曲者・堀込泰行氏と事前レッスンをした際には、のんが緊張のあまり「ちょっと、深呼吸していいですか!?」と思わずスタジオ外に駆け出す場面もあったという。
かつて能年玲奈としてNHK朝ドラ「あまちゃん」で活躍していたが、その後「のん」に改名。芸能界での生き残りを危ぶむ声もあったが、戦時下の暮らしを描いたアニメ映画「この世界の片隅に」で主役を演じるなど独自の活動で改めて存在感を高めている。
LINE株式会社提供
このCMシリーズは、2017年3月以降、第1弾「愛と革新。(デビュー)篇」、第2弾「愛と革新。(交差点)篇」 とオンエアしており、のんの切ない表情と、楽曲の『エイリアンズ』の郷愁漂うメロディとが特徴だ。
このCMを見るまで、キリンジというアーティストや『エイリアンズ』という楽曲を知らなかったユーザーもいたようだ。
こういったTwitter上での反響を受けて、ハフポスト日本版がLINEの広報担当者に、キリンジの『エイリアンズ』を起用した理由を聞いたところ、下記のような回答があった。
生理的に思わず反応してしまうメロディと声、他のCM楽曲とは一線を画すであろう世界観に魅力を感じました。
絵を描いたり本を出したり、改名後もほかのタレントと「一線を画す」活動をしているのんに合った曲ともいえそうだ。
▼これまでの「愛と革新。」シリーズはこちら
「愛と革新。(デビュー)篇」
「愛と革新。(交差点)篇」
■関連画像集「のんトークショー」
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