都議会自民党の重鎮で、小池百合子知事の就任直後、挨拶回りに来た小池氏との写真撮影を拒否した川井重勇・都議会議長(69)が、7月2日に開票された東京都議選(中野区)で落選した。
川井氏が小池氏と一緒に写真に写ることを拒んだのは2016年8月。それ以降は、「反小池」の急先鋒とされていた。
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川井氏は落選が決まった後、今後について「今は考えておりますが、次の人をしっかりと育てたい」と答えた。「それは引退と考えても良いのか」との問いに「そうですね」と肯定し「年齢的にもそうしなきゃいけない。若い人を、自民党再生をしていかなければならない」と答えた。
また、小池氏との握手を拒否したがどうかについては、「握手を拒否したことは1回もない。写真はお断りしましたけれど。議長としては写真撮影に応じることはできなかった」と説明。小池知事への言葉を求められると、「特にない。都民のためにしっかりとやってもらいたい」と淡々と話したという。
都議選では、自民党会派幹事長の高木啓氏(52、北区)も落選、自民党の歴史的な敗北を象徴する結果となった。
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【訂正】2017/07/07 17:40
当初の記事の見出し・本文などで、川井氏は「握手や写真撮影を拒否した」としていましたが、「写真撮影を拒否した」に訂正します。記事の参考にした産経ニュースなどが訂正しました。
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