NMB48須藤凜々花が涙の謝罪「全部傷つけた」 木下百花号泣「君の謝罪は聞き飽きた」
アイドルグループ・NMB48が6日、神戸ワールド記念ホールで『NMB48 LIVE 2017 in Summer ~サササ サイコー~』を開催した。
アンコールでキャプテンの山本彩(24)が「凜々花、こうやってコンサート会場で一緒にできるのは最後だと思うので、お話を聞かせてください」と切り出し、6月の『第9回AKB48選抜総選挙』で結婚宣言し、今月30日の卒業公演をもってグループを卒業する須藤凜々花(20)にコメントを求めた。
須藤は「私はすごいことをしてしまい、そのせいで、あの場をフォローしてくれたNMBのみんながたたかれたり、NMBはそういうグループなんだとか、一番私が大切にしていた、大好きなものを全部傷つけました」と声を震わせた。
涙ながらに謝罪を繰り返しながら「NMBに人生をかけると言ったんですけど、NMBを辞めるからそれをあきらめたとかじゃなくて、私のこれから卒業した後の生き方で、NMBは最高だと証明し続けられるような人間になりたいと思っています」と頭を下げた。
すると、先月29日に卒業を発表した木下百花(20)が割って入り、「君の謝罪は聞き飽きたんだよ。メンバーも、NMBのことを好きな人も、君の謝罪とメンバーがつらそうにしている姿はできれば見たくないと思うよ? 須藤さんがNMBにいた一緒に過ごしてきた時間は全部大事なもので、ただ謝られるのとか、ごめんなさい、だから私は卒業します、あなたの元から去りますって言われたってこっちは納得できない」と号泣し、「みんなが聴きたかったのは、あなたが本当にNMBのことを好きかどうか。今やっとその気持ちをちゃんと一から聞けた気がして、本当にうれしかったなって私は思いました」と泣きながら思いをぶつけた。
山本は「もちろんはじめはショックだったし、これからどうしたらええんやろって思うところもあった。でも凜々花のことも放っておけない、見捨てられないなと思うのはこれまで凜々花が捧げてくれたNMB魂の結果。凜々花がNMBでやってきてくれたことはすごく大きなことで、NMBがさらに色濃くなった」と認めながらも「でも、凜々花が卒業して、崩れるようなグループじゃないと思います。て言うか、崩させへんし絶対!」と断言。ファンから割れんばかりの拍手が送られた。
最後には山本と須藤がステージ上に残り、須藤が「(ドラフトで)くじを引いてくれてありがとうございました」と2013年11月のドラフト会議で3チーム競合の末、くじを引き当てた山本に感謝。山本は「NMBに来てくれてありがとう。でも、最後まで全力でやらなあかんで」とハッパをかけた。
ライブ中にはアリーナツアーの開催も発表。9月20日に神奈川・横浜アリーナ、同23日に愛知・日本ガイシホール、10月11・12日に大阪城ホールで行われる。
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