歌手で女優のセレーナ・ゴメス(25)が、ウディ・アレン監督(81)の映画に出演すると発表された。複数のニュースメディアが報じた。エル・ファニングらの出演も決定しているという。
この新しい映画については謎が多い。「Amazonスタジオ」の下で製作されるという情報以外、タイトルやセレーナ・ゴメスの役どころなどの詳細は一切明かされていない。
ウディ・アレンの"いつものやり方"なのでファンは大して気にしていないようだと、音楽ニュースサイトMUSIC TIMESは伝えている。
一方、セレナのファンはどうか。
ウディ・アレンといえば、数々の俳優を起用し、スターダムに導いてきた巨匠だ。
セレーナ・ゴメスがより映画業に注力したいと思わせる動きを見せていることもあり、ウディ・アレンの映画でぜひ主役を与えて欲しいと願うファンが少なくないという。
一方で、Twitterでは、「なぜウディ・アレンの映画に出てしまうの…」と悲鳴ともとれるツイートが見られた。
というのも、ウディ・アレン監督は、養女のディラン・ファローに性的虐待をしていたという疑惑が20年以上に渡って噂されてきた人物だ。
本人は一貫して「事実無根だ」と主張し続け、1993年には不起訴となっているが、2014年にディラン・ファローが声をあげたことで疑惑が再燃するなど、煮え切らない様相だ。
こうしたウディ・アレン監督への疑惑の目があるからだろうか、今回のセレーナ・ゴメスの映画出演のニュースに対して痛烈な批判も見られた。
セレーナ・ゴメスがウディ・アレンの映画に出るという事実が気持ち悪くて悲しい。
ねぇセレナ、なぜ捕食者と知られてるあの人と仕事をするの?
また、セレーナ・ゴメスが性的虐待や10代の"心の悩み"を題材としたNetFlixのオリジナルドラマ「13の理由」の製作プロデュースを務めたことを引き合いに出し、彼女の行動に疑問を投げかけるユーザーもいた。
どういうこと…セレーナ・ゴメスはレイプ被害の認知を高めるためのテレビドラマをプロデュースしておきながら、今や強姦犯の映画に出ようとしているなんて…