「驚きました」と詩織さん 「性犯罪被害」受けたと訴えた元TBS記者の「不起訴相当」に【コメント全文】

「もう少し時間がかかるものとうかがっていたので...」

詩織さん「結果を知り驚き」 検審の「不起訴相当」受け

 元TBS記者の男性ジャーナリスト(51)から「性犯罪被害を受けた」と訴えていたジャーナリストの詩織さん(28)=姓は非公表=が22日、東京第六検察審査会の「不起訴相当」判断を受け、代理人弁護士を通じてコメントを発表した。全文は以下の通り(原文ママ)。

     ◇

 検察審査会の議決までにはもう少し時間がかかるものとうかがっていたので、本日この結果を知り驚きました。私たちが集め直した証言や証拠が「不起訴処分を覆すに足る事由がない」と判断されたことについて、なぜそうなったのか、しっかり説明して頂きたかったと思います。今回の結果にかかわらず、私が会見を行った理由である性犯罪・性暴力に関する司法・捜査のシステム、また社会の在り方を変える必要性については、引き続き伝えていきたいと考えています。3年後の刑法改正見直しまでに少しでも改善されるよう願っています。

(朝日新聞デジタル 2017年09月22日 21時40分)
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(朝日新聞社提供)

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