犬はいつも同じ顔をしている、と思っている?
モスクワで活動する写真家のアレキサンダー・ホフロフさんと妻のヴェロニカ・エルショワさんによるフォトシリーズ「The Dog Show」を見てほしい。
ふたりの写真には、驚くほど人間に似た表情をする犬たちが捉えられている。
ウィンクしながらぺろっと舌を出しているのは、ペルシャグレイハウンドのマーセイル。絵文字みたいな表情。
お団子ヘアが可愛いオールド・イングリッシュ・シープドッグのグランドは、人間顔負けのおしゃれさん。
スタッフォードシャー・ブル・テリアの笑顔には、金メダルをあげたい。
見事な腕前のホフロフさんだが、自身も犬たちの表情によく感動させられるそうだ。
「洗脳されたような表情、つまらなさそうな表情、疑うような表情、ずる賢い表情、我がままな表情、にこにこ、にやにや、ウィンク、悲しみ、幸せ......。犬たちは本当に色々な顔をします。まだ撮影は続いているから、もっと色々な表情を撮りたい」
「The Dog Show」は、ヨーロッパの国際写真コンテスト「Prix De La Photographie」で銀メダルを獲得した。
犬たちの笑いや悲しみの表情は、人間の心も動かす。いい顔をみせてくれたわんこたちを、一緒に見てみよう。
レイチェル(ハスキー)
タタ(プードル)
フレビー(バセット・ハウンド)
アデル(メキシカン・ヘアレス・ドッグ)
ヴェンヤ(ウェルシュ・コーギー)
ジョージ(ボルドー・マスティフ)
マイケル(ドイツ・ワイアーへアード・ポインター)
レイナ(ホイッペット)
オードリー(イングリッシュ・ブルドッグ)
トラ(アフガン・ハウンド)
ナヴァラ(ブル・テリア)