2016年に大ヒットした映画『シン・ゴジラ』が、11月12日午後9時から、テレビ朝日系で放送されることがわかった。もちろん地上波初登場だ。オリコンニュースなどが報じた。
『シン・ゴジラ』は約12年ぶりの日本版『ゴジラ』として製作され、『エヴァンゲリオン』シリーズの庵野秀明が総監督・脚本、『進撃の巨人』シリーズの樋口真嗣が監督・特技監督を務めた。長谷川博己、竹野内豊、石原さとみらが出演。300人を超えるキャストが集結したことでも話題になった。
物語は11月3日午前8時30分、東京湾アクアラインで崩落事故が発生するところから始まる。東京に上陸した巨大生物ゴジラに翻弄される人々。同盟国アメリカから熱核攻撃で東京をゴジラもろとも焼き尽くすという提言をされながらも、それを阻止して立ち向かう日本人の様子を描いた。
作品は興行収入が80億円を超える大ヒットとなり、「日本アカデミー賞最高作品賞」のほか、数々の映画賞を受賞した。
■早くも実況を期待する声
今回の放送決定に、ネットでは「本編がどれくらいカットされるのか」などのほか、「実況」を期待する声が挙がっている。
実況とは、放送を見ながら感じたことをツイッターや掲示板などに書き込むインターネットネットの慣習のこと。他のネットユーザーと共感したり、自分の投稿に対する他のユーザーのリアクションを楽しんだりすることができる。
なお、『シン・ゴジラ』に関しては、劇中で発生した出来事を時系列に沿ってリアルタイムで実況する「#シンゴジ実況」が、2016年に盛り上がった。
庵野秀明氏が代表を務める映像製作会社「カラー」は、ゴジラ登場から凍結までの出来事を年表形式にした「香盤表」と呼ばれるスケジュール表を公開しており、ユーザーたちはこの香盤表を参考に、思い思いにツイートしていた。
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