TOKIO山口達也問題、なぜ幹部は会見しない? ジャニーズの対応に強まる批判

なぜ会見に幹部は姿を見せないのか?

「TOKIO」の山口達也さんが強制わいせつ容疑で書類送検(東京地検が起訴猶予)された問題で、ネット上で所属するジャニーズ事務所の対応に疑問の声が上がっている。

Huffpost

「TOKIOを矢面に立たせて、事務所はファックス一枚で役員ひとりも出てきていないのは、TOKIOの背負っている仕事の大きさを踏まえると随分バランス悪い」。このツイートは瞬く間に広がり、15000リツイート以上され、賛同するコメントも多く見られる。

所属アイドルタレントによる未成年を巻き込んだ性犯罪にも関わらず、ジャニーズ事務所はジャニー喜多川社長のコメントをFAXで発表しただけだった。

弊社としましては、ことの重大さを真摯(しんし)に受け止め、全員がそれぞれの立場で信頼回復に全力を尽くす覚悟です。

TOKIOのメンバーもそれぞれが23年の時を重ねて今の場所に立っています。彼らが、まず何をすべきか、これからをどうしていくか、彼らが考えて決めていくことを受けとめます。

私自身は全ての所属タレントの「親」としての責任を負いながら今後も彼らが"ひと"として成長できますよう、支援し続けて参る所存でございます。

スポーツ紙の中には、このコメントを「異例の対応」と評する声もあったが、会見に出たのは、TOKIOのメンバーと弁護士だけ。事務所側の責任者は出てこなかった。山口さんが「辞表」を提出したのも、事務所ではなく、TOKIOのメンバーにだったことも会見で明らかになった。

なぜ事務所が前面に出て対応しないのか。ジャニーズ事務所の姿勢に、違和感がある、おかしいという声がツイッターなどで次々とあがっている。

「対応を丸投げ」

「やっぱメンバーじゃなくて会社幹部が会見すべきだと思う」

「通常は所属事務所の社長や責任者の幹部たちが謝罪会見するべき」

TOKIOの会見から一夜明けても、こうした声が高まっている。ジャニーズ事務所への不信感は、このままだとくすぶり続けることになりそうだ。

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