7月6日に予定していたプロ野球・中日ドラゴンズ対ヤクルトスワローズに試合が、突然中止となった。ストライキ?交通機関の乱れ...?なんと、ヤクルト側の用具が時間通りに届かなかったというのだ。
中日ドラゴンズが公式Twitterによると、日本の広い範囲を襲った記録的大雨の影響で、ヤクルトの用具運搬車に到着が遅れ、試合が開催できなくなった。
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【7月6日 試合中止のお知らせ】
本日(7月6日)ナゴヤドームで開催を予定していた「中日ドラゴンズ - 東京ヤクルトスワローズ」戦は、大雨の影響による東京ヤクルトスワローズの用具運搬車に到着遅延が発生したことにより、試合を開催することが難しくなりましたので試合中止を決定しました。
— 中日ドラゴンズ公式 (@DragonsOfficial) 2018年7月6日
選手のストライキや災害により試合が中止になるケースは耳にするが、用具到着の遅れで中止になるのは聞いたことがない。
実は、同じ理由で中止になった試合は過去にもあった。1979年7月13日の日本ハム対南海(現ソフトバンク)戦では、東名高速道路日本坂トンネルの事故の余波による渋滞で用具が届かなかった。今回でプロ野球史上2度目だという。
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また、ナゴヤドームの試合が中止になるのは、選手会のストライキのため開催されなかった2004年9月18、19日の中日対巨人戦以来だという。
中日ドラゴンズは公式サイトで、7月6日の観戦チケットの払い戻しなどの対応について、詳細が決まり次第案内するとしている。