バーベキューをしようと川に行くと、遺体収納袋が置かれていた...
そんなドキッとする光景を逆手に取った、ゴミのポイ捨て禁止を呼びかけるキャンペーンが話題だ。
袋の中身は、実は川辺に落ちていたゴミ。袋は殺人事件を思わせる規制線で囲まれており、「ゴミを捨てたあなたは、自然を殺している」と警告するリーフレットが中に入っている。
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マーケティング情報を提供する「Ads of the World」によると、キャンペーンを制作したのはロシア西部の都市ウリヤノフスクのニュースメディア「ウルプレッサ」だ。
ウリヤノフスクはボルガ川に面し、夏になると、川遊びを楽しむ人々で賑わう。しかし、川辺は毎年、訪問客の捨てたゴミが散乱していた。ウルプレッサもこれまでに何度もゴミの問題を取り上げてきたが、一向に良くならなかった。
そこで出てきたのが遺体袋のアイデアだ。早朝にスタッフが集めたゴミを袋に詰め、街で最も人気の場所に並べたのだった。
キャンペーンの様子は様子は7月、YouTubeなどでも公開された。動画によると、キャンペーンはSNSで拡散されたほか、テレビニュースなどでも紹介されたという。
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