一正蒲鉾、NGT48のCM中止「お客様のご意見を真摯に受け留める」

水産加工品などを扱う一正蒲鉾（新潟市）は1月15日、NGT48を起用していた同社のCMの放映を取りやめると発表した。

NGT48に関しては、メンバーの山口真帆さんが男2人に自宅に押しかけられ、暴行被害を訴えたことが問題になっている。

一正蒲鉾は、「この度はNGT48の当社CM放映につきまして、お客さまより大変貴重なご意見をいただいております」と、CM放映について様々な意見が寄せられていることを明かした。

同社は「現在のところ報道以上の事実確認ができていない」としながらも、「ご意見を真摯に受け留め、CMでの放映を差し控えさせていただきます」と放映を取りやめた理由を述べた。

同社広報担当はハフポスト日本版の取材に対して「お客様からの意見の内容は一切差し控えたい」とした上で、賛否を合わせて「色々な内容の意見をいただいた」と話した。

今後については検討中とのことで、放映を再開するかどうかは「現時点では未定」。

一正蒲鉾はNGT48のメンバーが出演するCMを2015年11月から放映開始。新潟県と北海道で流されていた。

同担当者は、NGT48を起用した理由を「我々は新潟の企業なので、地元の新潟県で、夢を持って頑張っている若者を応援するためだった」と話した。