28歳で初海外・起業をした私が、海外就職をススメる理由

海外就職に関する不安は尽きませんよね。今回はそんな方向けに、私なりの考えをお伝えできればと思います。

はじめまして、中西佑樹と申します。

私は株式会社ENLinkという会社の代表取締役、

そしてフィリピン・セブ島でBrighture English Academyを経営しています。

実は最近、人から相談を受ける機会が増えてきました。

もちろん相談内容はさまざまですが、海外就職に関する相談が増えてきているように思います。

中でも特によく受ける相談が、

「実は私海外に少し興味があるんです!でも......ちょっと......どうしたら......」

という趣旨のものです。

「海外には興味がある」「行動する勇気がまだない」「やっていけるかどうか不安」など、

海外就職に関する不安は尽きませんよね。

今回はそんな方向けに、私なりの考えをお伝えできればと思います。

海外経験ゼロだった私が、28歳で初海外へ!

実は私、28歳11ヶ月まで海外に一度も行ったことがありませんでした。

もちろん海外旅行経験もそれまで皆無です。

パスポートすら持っていなかったということですね。

皆さんは「28年11ヶ月いったい何しててん!あほちゃうか!友達おらんのか!」

と思うかも知れません。

はい、間違いなく「あほ」でした。

私はどちらかというと海外に対してネガティブな思考を抱いており、

「ワーホリでオーストラリアに行ってくる」と言う友人に対して

「ばかやろう。日本で仕事しろ!」と心の中で思っていたほどです。

しかしこの後、私はセブ島に語学留学に旅立ち、

そこでさまざまな経験をしたことで、1年後、語学学校を設立することとなるのです。

▶飛行機から見たセブの風景

自分が学生時代に戻れるならやりたいこと

また「もし学生時代に戻れるなら何をしたいですか」という質問もよく受けます。

私の回答はいつも決まっています。

それは「海外にもっと行く」です。

理由は「人生の早い段階で、頭の中にある日本の当たり前をぶち壊す」ためです。

日本の当たり前をぶち壊すことは、非常に重要だと考えています。

なぜならば、この経験によって自身のキャパシティを広げることは、

今後の自分の人生において、大きくプラスに働くはずだからです。

私が行ったフィリピン・セブ島はまだまだ発展途上です。

日本では決して見ることができない光景を目の当たりにしたり、

日本のサービスと現地のサービスを比較したりすることができます。

日本のスタンダードだけではなく、さまざまな視点から物事を捉え、考えられるようになる力。

いざという時、海外に行ける行動力。

これからの世の中では、この「考える力」と「行動力」が求められるスキルになるはずです。

私の場合は冒頭でもお伝えしている通り、28歳11ヶ月まで海外に出たことがありませんでした。

しかし、もっと早い段階で出ていればそれだけ早く日本の当たり前をぶち壊し、

固定概念ではなく自身の経験をもとに物事について考え、行動ができたと思います。

海外就職・海外起業は別次元の世界だと思っていた

とは言いつつ、海外と聞くと、「どこか別次元の話では?」と思う方もいるでしょう。

以前の私も同様でした。

ましてや、自分が英語を話しているイメージもなければ、

海外で働いている・起業をするなんて一切想像していませんでした。

しかし、私が海外に出て感じたことは、「海外で働いている=凄い人、ではない」ということです。

日本にいる若者(社会人・学生含め)は相当優秀だと思います。

「海外で働くことはすごいことだ!だから私にはまだまだできない」というマインドは捨ててください。

あなたが覚悟を決めれば、間違いなく通用するのですから。

「興味がある」ことを大事にすれば、人生をもっと豊かにできる

「興味がある」

これはものすごく大事な感情だと私は思います。

実は私も20歳の頃、「やりたいことがわからない」という感情に押しつぶされそうになりました。

私には当時、興味を抱ける対象がなかったのです。

しかし「私、海外に少し興味があるんです!」という方たちは、

すでにその興味の対象があるのです。

20歳の頃の私とは違い、興味を抱ける対象があるということはとても幸せなことです。

あとは、一歩踏み出すだけ!

繰り返しになりますが、私は28歳11ヶ月まで海外経験ゼロでした。

しかしそれから1年後、フィリピン・セブ島でBrighture English Academyを設立しました。

それまでの経験なんてまったく関係ありません。

あなたが興味をもったことに対して、素直に応えてあげればいいのです。

それがあなたの人生を切り拓いていきます。

日本人は基本、優秀です。

あなたはきっと世界に必要とされている人材ですから、海外就職をすることは可能です。

まとめ

1.海外に出て自身の「当たり前」をぶち壊すのは、これからの時代とても重要

2.海外で働く=凄い人、ではない

3.日本の若者は相当優秀。一歩踏み出せば世界で通用する人材になれる

もし皆さんが少しでも海外に興味があるようでしたら、一度飛び立つ勇気を出してみてください。

あなたの人生の中で大きな糧となり、今後の人生をプラスに導いてくれることでしょう。

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ライター

中西 佑樹/Yuki Nakanishi

1985年大阪府出身。株式会社ENLink 代表取締役。高校在学中からミュージシャンとして活動し、その後アパレル系企業に就職。2008年に不動産業に転職し、BBT大学に通いながらもトップクラスの業績を収める。その後、元Appleの松井博氏との出会いを経て海外経験ゼロにして語学学校、Brighture English Academyを創業。講演やブログ(NAKANISHI.BLOG)でもさまざまな発信を行っている。

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週刊ABROADERSは、アジアで働きたい日本人のためのリアル情報サイトです。海外でいつか働いてみたいけど、現地の暮らしは一体どうなるのだろう?」という疑問に対し、現地情報や住んでいる人の声を発信します。そのことによって、アジアで働きたい日本人の背中を押し、「アジアで働く」という生き方の選択肢を増やすことを目指しています。

 

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