ミンガラーバー! ミャンマーから大徳です。
近頃オフでは常にミャンマーの民族衣装であるロンジーを着ています。
▶これを着ていれば、現地の人からもよく話しかけられます
この国の温暖な気候の中で生活するには着心地がよく、通年で活用できるスタイルです。
おかげさまで、日本でのファッションに多くの費用を浪費せざるを得なかった日々にさよならできました。
ミャンマーに訪れた際にはお土産としてMUST BUYなアイテムです。
皆さんも、お土産と自分用に1着ずつの購入をお勧めします。
みんなで日本にロンジーブームを巻き起こしましょう。脱ファッション!
海外で働くために必要なこと
今回は私自身、個人的に相談を受けることの多い「キャリア」についてお話します。
▶相談を受ける際の決めポーズ。嘘です。タバコは吸えません(ミャンマーの日焼け対策・タナカを塗って)
若いうちから海外勤務を希望するグローバル志望の大学生や、いつかは海外で働いてみたいと考えているビジネスマンの方もいらっしゃると思うので、7年間日本で働いてから海外に飛び出した者としての心得をお伝えできればと考えています。
「当たり前」をとことん疑おう
プロフィールでも公表しておりますが、これまで私は傍流の人生ばかりを歩んできました。
周囲から事あるごとに投げられたのが、「◯◯をしなかったら絶対に◯◯できない」という、多くの人々が抱える脅迫観念のような思い込みからくる否定の言葉の数々でした。
私は中学もほとんど通っておらず、高校にも進学していません。そのため多くの人は、私に対して明るい未来を想像しませんでした。
しかし蓋を開けてみれば、彼らが予言した通りの結果には一度だってなりませんでした。
大企業での勤務も経験できたし、公務員にもなれました。念願だった海外への挑戦も果たせています。日々の人生が楽しすぎて、一度も後悔したことはありません。
この時に感じたのは、結局「誰しも自らの経験則からでしか物事を語れない」ということでした。
前例がなければ作れば良いのです。
他者からのアドバイスというものは、半分は本気で、残りは面白半分程度に聞いておき、あとは自分の軸や志に忠実に従うくらいがちょうど良いのです。
▶時には孤独に長い時間、思索に費やすことも重要です。思考の訓練になる、の構図
世の中の仕組みに対して、ふと疑問を感じた時、あっさりと常識に流されるのではなく「何故? なぜ? ナゼ?」と3回ぐらい自分に問いかければ、自分の想いに気づけるのではないでしょうか。
私は高校に進学しなかった時も、新卒で入った大手企業や公務員を辞めた時も、こういった日々の思考の訓練から自分軸が明確だったので、例え自分の人生が大きく変わる決断だろうと、いつも10秒くらいで結論が出ていました。
結果、何も問題ありませんでした。
誰にも流されない自分軸をつくることが他者との比較でない豊かな人生をつくれるのだと思います。その先に海外という目標があれば、迷うことはありません。今すぐ仕事を辞めましょう。
たくさん挫折しよう
挫折の回数は数知れず......。大きな壁が立ちはだかる度に「やばい! キタ! 大きなビッグウェーブが!?」と喜ぶようにしています。
挫折して、落ち込んで、ピンチをチャンスに変える経験をしておくと、海外での厳しいビジネスシーンでも傷つく度に強くなるサイヤ人の如くサバイブしていくことが可能です。
どうしていいか本当に分からない時は、難しいビジネス書よりも『ドラゴンボール』を全巻読むことをお勧めします。タメになります。
▶人生は綱渡りのようなもの。心を整えるのにスラックラインはおススメです
目先の利より、未来をつくることを選ぼう
今の環境が居心地良いと感じたら危険信号です。すぐに今所属している組織から抜け出しましょう。
私は前職も前々職も、仕事が最も楽しく居心地が良いと感じていた絶頂期に退職しました。成長がないからです。収入がゼロになっても、タダ働きでも良いので、挑戦と機会を求めて私はミャンマーにやってきました。
それが5年後、10年後の自分をつくると信じていたからです。
▶前しか見るつもりはないけれど、破天荒で不確定過ぎて未来が見えない......けれど、進み続けます
我々の世代は、現状維持を意識した時点で社会の奴隷になってしまう厳しい時代に生きています。だからこそ、前進あるのみです。
自己投資を惜しまず、しかし思い立った時にすぐに行動に移せるだけの蓄えを準備しておくことも心がけましょう。
安住の地はありません。『北斗の拳』に全てが描かれています。
人生に正解は、ない
広い世界から見れば人ひとりの悩みなんてちっぽけなモノ。気楽に考え、まずは挑戦してみましょう! 失敗も成功も、振り返れば大したことではありません。上の言葉のとおりです。
中学に行かなくても、大企業には行けます。高校に進学していなくても、公務員になれます。英語がボロボロでも、なんとかサバイブしながら海外でバリバリ働けます。
おそらく大抵の人は、そんな挑戦者をやる前から否定の言葉と共にバカにするでしょう。全て無視してください。
足りなければ足していけばいいのです。一歩、一歩、少しずつ。
本当に苦しい時に恥を忍び、泥をすすってでも、もがいて足掻く努力と根性があれば、海外でもきっと活躍できると思います。
人生を楽しく謳歌するヒントとして、『ワンピース』は必読書です。
皆様のミャンマー移住を心待ちにしております。
時代はミャンマー創生!
~この記事を読んだ方にオススメ~
ライター
大徳 孝幸/ Takayuki Daitoku
福岡県出身。中学は1ヶ月のみ登校、高校は未進学。フリーターとなって全国を旅して回る傍、大検を取得し福岡大学に入学。09年の卒業後リクルート(現・リクルートライフスタイル)新卒入社。人口1万人の長野県小布施町役場に出向し、2年間、交流人口拡大と移住定住促進を担当。15年にリクルートを退職し、佐賀県庁に入庁。地方創生部門立上げ後、2016年3月に退職、突如フィリピン・セブ島へ。学生時代含め10年間携わってきた地域活性化の分野と日本から離れ、今年4月よりミャンマーへ移り住む。
週刊ABROADERSは、アジアで働きたい日本人のためのリアル情報サイトです。海外でいつか働いてみたいけど、現地の暮らしは一体どうなるのだろう?」という疑問に対し、現地情報や住んでいる人の声を発信します。そのことによって、アジアで働きたい日本人の背中を押し、「アジアで働く」という生き方の選択肢を増やすことを目指しています。
HP: 週刊ABROADERS
Facebook:ABROADERS