食べ過ぎた日の翌日に、あなたの胃に安らぎを与えてくれる食品たち

もしあなたが食べすぎたことで、身体的影響が出ている場合には、胃の働きを鎮め、消化を少し促進しやすくする食品がある。
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つい食べ過ぎてしまった? でも、それはあなただけではない。カロリー・コントロール・カウンシルによると、平均的なアメリカ人は、ほぼ3,000カロリー分、そして229グラムの脂肪を感謝祭の間に摂取する。

まず最初にやるべきことは、深呼吸をすることである。食べ過ぎたことで、なにか悪事を働いた訳ではない。自分を責めないことが重要である。どんなに多くのパイを昨夜食べたといっても、おそらく多くの笑いに包まれ、愛を分かち合い、家族や友人との交わりを楽しんだことであろう。一晩の過剰カロリー摂取で自分を責めるべきではない。

もしあなたが食べすぎたことで、身体的影響が出ている場合には、胃の働きを鎮め、消化を促進する食品がある。次のようにしてみると良いだろう。

バナナを食べる
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バナナは消化しやすい食品で、食べ過ぎてしまった夜の後に、あなたの胃が働きすぎないようにしてくれる。特に、バナナに含まれるカリウムは、消化器がスムーズに働く手助けをする。また、水溶性繊維が豊富で、下痢を軽減する効果も。
オレンジジュースを少し飲む
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消化不良は時に胃酸が不足して起こり、オレンジに含まれる天然の酸が解決してくれることがある。もし、胃のむかつきを抑えるためにオレンジジュースを飲むのであれば、食事をする前に飲んで、そして炭水化物と同時に摂取しないようにする。炭水化物と同時に摂取すると、ガスが発生し不快感を招くおそれがある。
食事にスパイスを加える
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食べ過ぎた日の翌日に多くのフレーバーは欲しくないかもしれないが、食事に少しだけスパイスを加えると、胃を落ち着かせる効果がある。クミンは肝臓を刺激して、より多くの胆汁を分泌することが知られており、これにより消化が促進される。
ただし、塩分は控える
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「塩分は胃に水分の蓄積を引き起こすので、祝日の食事の後に、塩分を含むポテトチップスやその他の加工スナックに手を伸ばすのは、良い選択とは言えません」と、アルケミー・ジュースバー・アンド・カフェ取締役のアレクシス・ジョセフ氏はハフポストUS版に寄稿している。サクサクしたものが食べたければ、無塩のアーモンドか塩を使わずに作ったポップコーンを食べることを勧めている。
ご飯を少し食べる
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白米は刺激が少なく、繊維が少ないので、胃が一生懸命働かなくても消化してくれる。同様にトーストやゆでジャガイモなどのあっさりした食品は、繊細な胃に負荷をかけることなく、また、水分を吸収することで下痢を止める手助けをする。
リンゴ酢を飲む
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ジョセフ氏は、この渋い液体が消化を助け、けいれんを緩和し、胃が快適に食物を分解する手助けをしてくれるという。「大さじ1杯のリンゴ酢、大さじ1杯の抗菌生はちみつをコップ1杯の水に混ぜて飲んでみると、胃が落ち着きます」。もしくは、大きなコップ1杯の水に大さじ1~2杯のリンゴ酢を薄めても大丈夫である。便秘の改善にも役立つ。
ペパーミント・ティーを入れる
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おなかのトラブルがあったときは、お母さんがこの飲み物をよく作ってくれたものだ。ジョセフ女史は、ペパーミント・ティーを少しずつ飲むと、膨満感、さしこみ、吐き気を緩和する作用があると述べる。\n\nメリーランド大学によると、ミントが胃の筋肉を落ち着かせ、体が脂肪を消化するために使用する、胆汁の流れを促進する。これにより、食物が胃を通過しやすくなるのだ。

この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。

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