11月2日~4日までの3日間の日本訪問を終えた、米トランプ大統領の長女で大統領補佐官のイヴァンカ・トランプ氏。
11月3日の夜に大手町の「星のや東京ダイニング」で行われた安倍晋三首相との会食では、着物風のドレスを身にまとい、日本文化に敬意を表していた。イヴァンカ氏は、イタリア人デザイナー、ジョアンナ・オッティがあつらえた1,995ドル(約23万円)のドレス姿で登場。ピンクのアクセントや花模様があしらわれ、腰で黒のベルトをリボン結びしたデザインだ。普段のつややかなストレートのブロンドにウェーブをかけていたのは、多湿な日本の気候に合わせたためかもしれない。
着物のような雰囲気のこのひざ下丈ドレスには黒のピンヒールを合わせており、アクセサリーはほとんど着けていなかった。
イヴァンカ氏は会食時の写真をInstagramに多数投稿しており、10月30日に誕生日を迎えていたため安倍首相からブーケのサプライズがあったことも明かしている。
「昨日、東京での忘れられない夕べ! 安倍首相、温かいおもてなしと遅い誕生日お祝いをありがとうございます」
イヴァンカ氏は同日、女性の起業家としての活動や経済における女性の役割について国際女性会議WAW!(WAW! 2017)でスピーチを行い、世界はSTEM(科学、技術、工学、数学)の分野で女性やマイノリティーの参画を高める必要があると力説した。
「STEM分野における女性やマイノリティーの参画は、間違った方向に進んでいます。私たちは、この伝統的に男性優位の経済分野で対等な参画を実現させなければなりません」
もちろん、イヴァンカ氏はこのスピーチの際も申し分のない装いで、パールの飾りボタンが付いたピンク色のスーツに黒のローヒールパンプスを合わせていた。
イヴァンカ氏は4日に帰国し、以下のように今回の訪日を振り返った。
「日本の安倍首相や皆さんの温かいおもてなしに心を打たれました。ありがとうございます! またお会いしましょう」
(2017年11月7日「AOLニュース」より転載)
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