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2015年04月07日 18時40分 JST | 更新 2015年06月06日 18時12分 JST

ある国の王室に生まれた人が、自分の夢を追いかけることに賛成ですか

王室に生まれた人の職業の選択について、みなさんのご意見をお聞かせください。

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シドニーから3大会連続で五輪に出場した元陸上選手と、一緒に考え、議論を深めます。議論は週刊誌AERAの連載で紹介します。いただいたコメントを抜粋・要約することもありますがご了承ください。

この一週間ブータンに滞在し、様々な活動をしてきました。ブータンでは民主化されたいまも王室が尊重され、現在の王様も様々なところで活動されています。王位は日本と同じく血縁で継承されるため、立候補してもなれません。その家に生まれた子どもが王様として君臨します。ブータンの王室は、とても人気があるようです。

さて、ここで架空のA国の話をします。王室があり、王族はとても尊敬されています。国民はこの王室が長く続くことを望んでいます。

王様は、遅くにたった一人の男の子を授かりました。王子は才能に恵まれており、アメリカの大学に進学。物理学を学び、博士号も取得しました。その王子が30歳のときに急に王様が倒れ、王位を継承しなくてはならなくなりました。

ところがA国では、一度王室に戻ると、王子は研究を続けられない仕組みになっています。つまり王様としての役割を、生涯担うことになるわけです。

王子は悩みました。そしてある日、なんと王位継承を拒否し、アメリカの大学で物理学の研究を続けると宣言しました。慌てたのは国民と王室です。いろんな人が説得しましたが、王子の意志は固く動きません。

王室では血のつながりがない者への王位継承を固く禁じており、王子が継承しなければ王室は無くなってしまうことになります。

さてここで皆さんに質問です。王室に生まれた人が、自分の夢を追いかけるため、その役割を拒否することに賛成ですか? 反対ですか?

職業選択の自由は基本的人権として認められています。もし職業の選択が出来ないのなら、王子の人権侵害と言えるかもしれません。ですが、王室がその国の象徴であり、国民の幸福感を支えているとしたら、誰か一人は人生を捧げる必要があるともいえます。王室に生まれた人の職業の選択について、みなさんのご意見をお聞かせください。

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